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シチリア旅 7日目。 パレルモ。

ひたすら、観光!

の予定だったのだけどこの日は日曜日で、
どこも閉まっていたり、午前中だけだったりして、
朝の遅い私達は、すっかり出遅れた。

なので、炎天下、あてもなく、ウロウロウロウロ。

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カテドラル。

午後1時まで開いていてギリギリセーフで入れたけれど、
外部の装飾と比べて、内部は質素な印象。
12世紀に建てられたアラブ・ノルマン様式の教会は、
時代ごとに増改築され、さまざまな様式が交錯していて複雑。
南側正面にある4本ある円柱の一番左の柱にはコーランの一説が彫られていて、イスラム支配下の時代、モスクだった時の柱を再利用したと言われている。

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上)一番左の円柱
  コーランが書かれている部分。
下)正面向かって右側のファサード 
  創建当初のアラブ・ノルマン様式が残っている部分。


ノルマン宮は閉館少し前だったので後日に回し、
近くのサン・ジョバンニ・デリ・エレミティ教会へ足を運ぶ。
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12世紀にモスクの遺構に建てられた、アラブ・ノルマン様式の教会。
赤いクーポラが5つあり、イスラムの影響が見てとれる。
回廊が美しいと評判なんだけど、現在修復中で観覧不可。
カテドラルといい、この教会といい、
シチリアの建物は異なる文化・宗教が雑じり合っているのが面白い。


午後にもなると、どっこも開いてない。
観光名所だけでなく、お店も閉まっている。
歩き続け、マッシモ劇場へたどり着く。
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こちら、『ゴッドファーザー・3』で使われた劇場。
内部見学ツアーもあったけど、
「19世紀の新しい建物(?!)なんて見ても、ねー…」と、
外観だけ見て、再び歩きだした。


また意味もなく、海の方に向かって歩き出す。
パレルモの街は、『裏』が怪しくって、ついつい横道に入ってしまう。
半分迷子状態で歩いていくと、博物館のようなものがあり、
そこは開いていた!
聞くと、以前貴族が建てた屋敷を見学できる、と言う。
その名もミルト邸(Palazzo Mirto)。
すごいお金持ちの家にお邪魔しちゃいましたって感じで、見学。
全66室あるそうで、どの部屋も絢爛豪華。(でも撮影禁止)
「たばこ部屋(男性用・女性用)」とか、
当時流行っていた「中国部屋」とか、
忍者屋敷のように隠し階段があったりする。
広間に面したバルコニーには噴水が設けられていて、
それには貝が使われているのだそう。
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ここだけ写真OKでした。


パレルモには貴族が建てた屋敷がたくさんあって、
それはそれは贅沢な装飾が施されていたらしいのだけど、
今でも保存状態がいいものは、残念ながらわずかしかない。
超お金持ちの貴族と極貧の市民。
でもこのコントラストがまたパレルモの魅力でもあったりする。
by kei-milano | 2007-09-13 00:09 | ヴァカンス / 旅行
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