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kei*milano

keimilano.exblog.jp

行け!汐留。

東京汐留に
『イタリア街』(汐留シオサイト5区イタリア街)
なるものが出来たらしい。

『コムーネ汐留』
http://homepage2.nifty.com/comune-shiodome/

イタリアの中小規模の都市の「いいとこ」を真似して、
汐留に新しい形の街を形成しよう!!!
というコンセプトらしい。

写真を見る限りでは、やはり「ニセモノ」感が漂っている。
イタリア建築を真似て、「コピー&ペースト」しても、
それを取り囲むのは、東京のカオスであり、我々日本人だ。

私は、空間を作り出すのは、「建築」ではなく、
そこにある「文化」や「歴史」、「気候」そして「民族」の
『雰囲気』
だと思っている。
ミラノに暮らすようになって、より強くそう思う。
だから例えば、別々の国で、全く同じ建物を作っても
その土地らしい顔を、自然に、勝手に作り出してしまうか、
その土地に定着できずに、いずれ廃墟と化すか、
とにかく同じ現象が起こることはない、と思うのだ。

とはいえ、この「イタリア街」を批判しているのではない。
汐留という街に、このスタイルがどう定着していくのか、
「イタリア」というスパイスが、この土地とどう融合していくのか、
成功を収めるのか、失敗に終わるのか、興味津々なのだ。

この「イタリア街」の中に
『汐留イタリア クリエイティブ・センター』
http://www.shiodomeitalia.com/
という施設が今月1日オープンした。
イタリアの総合的な文化施設、なんだそうだ。

このクリエイティブ・センターのオープンを記念して、
今、3つのデザイン展が同時開催されている。

  「イタリアデザイン界のマエストリ達」(12/1〜2007/1/28)
  「エットレ・ソットサス 定理に基づいたデザイン」(12/1〜2007/3/4)
  「再現・1960・ミラノ」(12/1〜2007/1/28)

実は、年末年始、日本帰国を予定しているので、
「イタリア街」とこれらのデザイン展に足を運んでみたいと思う。
「日本から見たイタリア」を
自分がどんな風に感じるのかも、一興。

一足先に行く機会がある方、
ぜひ、どんなだったか報告してくださいね。

今回の情報源はコチラ↓↓。
Y'not Report Revival
http://reikoyamamoto.blogzine.jp/ynot/2006/11/post_4a82.html
by kei-milano | 2006-12-02 21:12 | 建築 / デザイン / 展示
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